卒業生に、創進学園高等学校での生活や
未来に向けたこれからの展望を聞きました!
佐藤 わかなちゃん、受験お疲れ様!お互い無事に合格できてほっとしたよね!
大川原 お疲れ様!本当に良かったよね!
佐藤 私は愛知県立芸術大学の美術学部・彫刻専攻に進学することになったんだけど、わかなちゃんはどこに進学するの?
大川原 私は神奈川県にある女子美術大学の美術教育専攻に進むんだ~。ずっとお互い頑張っている姿を見てたから、二人とも合格できて本当に嬉しいよね!
佐藤 だよね~、大学に行ってもお互いに頑張ろう!さて、今日は創進学園高校の卒業生として、これまでのことやこれからの夢について話し合おうと思うんだけど、まずは創進学園に入学したきっかけを聞かせて!
創進学園高校に入学したきっかけ
大川原 私は幼いころから絵を描いたりものづくりするのが大好きで、「美術に特化した高校があったらいいな」ってずっと探していて、それで創進学園を見つけたんだ。私、市外に住んでいて片道2時間半もかけて通ってたから、通学もひとつの思い出になってるの!
佐藤 そうだよね!通学大変だったね~!私は中学生の時、先生に紹介してもらったのがきっかけ。美術が大好きで、しかも少人数制でじっくり学べる環境って、正直理想的だったんだ。
この学校で学んだこと
大川原 技術だけじゃなくて自分の個性もちゃんと大切にすることかな。中学生の時は「普通じゃない」って思われがちで、自分自身を受け入れられない時もあったけど、ここではみんなそれぞれの「好き」が認められて、自然体でいられて嬉しかったな。
佐藤 うん、私も!作品を作るだけじゃなくて、どうやって自分らしく生きるか、どう自分の思いを伝えるかってことも学んだ気がする。普通の学校だと、社会で生きるための勉強が中心だけど、ここではクリエイティブに自分を表現する方法をたくさん学べたよね。
学校生活の思い出
大川原 楽しかった思い出といえば、東京への修学旅行で美術館巡りに行ったこと!テレビで見るような大作とか、現代アート、工芸作品に直接触れられて、すごく刺激的だった!
佐藤 私は3年生になってからの表現の授業が一番楽しかった!金曜日に丸一日、自分のやりたいことを思いっきり制作できる時間があって、作品作りに没頭できたのが本当に最高だった~。
大川原 あと卒業制作展で知らないたくさんの人に見てもらった時は、正直ちょっと怖かったけど、嬉しい感想をたくさんもらったんだ。私の作品を見て「美術関係の事をはじめてみたい!」って言ってくれる人もいて、改めて自分の作品にはちゃんと価値があるんだなって、涙が出そうになったよ。
佐藤 私も卒業制作展では「どうやって伝えれば分かってもらえるの?」って悩んだな~。美術に詳しい人だけじゃなく、初めて美術に触れる人たちにも伝えるのって、本当に大変だった。でも、その経験が今の私をつくったんだと思う。
創進学園の良いところは?
大川原 何と言っても人との関わり方や先生たちの温かさだよね。いろんな地域から集まったクラスメイトとの出会いや、学校が地域と連携している感じは、他学校では味わえないと思うな~。
佐藤 わかる!先生たちも、生徒一人ひとりのやりたいことをちゃんと認めてくれて、「これやってみな!」なんて提案もしてくれるし、本当に頼りになる存在だったよね。
将来目指したいことは?
大川原 将来は作家として活動しながら、教壇に立つ美術の先生になりたいって思ってる。地域の教育格差とか、もっと美術に気軽に触れられる環境づくりにも力を入れたいし、具体的なアイデアもいっぱいあるんだ!
佐藤 私は、芸術家として内面から湧き上がる自分の心を表現しつつ、新しい文化や芸術の形を生み出す研究者みたいな存在になりたいな。現代アートって難しい部分もあるけど、あえてシンプルでどんな人でもわかりやすい作品をつくるアーティストになりたい!
後輩のみなさんに一言
佐藤 「行動は早めに!」って絶対に伝えたい!あと、先生も先輩もサポートしてくれるから、気になることは迷わずチャレンジしてほしいな。
大川原 うん、あと不安な時は迷わず相談するのが大事。友達と励ましあえば、困難も乗り越えられるし、何よりも楽しい高校生活を送ってほしい!
3年間をふりかえって
佐藤 入学前は夢なんて漠然としてたけど、創進学園でのたくさんの出会いや経験があったからこそ今の目標を見つける事ができたと思う!夢を持って努力するってホント大事だなって実感してるよ。
大川原 たしかにね!この3年間は、ただの勉強じゃなくて、自分探しや仲間との絆を深める最高の時間だったな~。
佐藤 これからもお互いの目標に向かってがんばろう!今日はありがとね!
大川原 うん、がんばろう!今日はありがとう!