デザイン・アートコース、今年度3回目の外部での鑑賞授業を実施しました。今回は三条市内を回り、特に「木」と言う素材に着目した鑑賞を行いました。
一ヶ所目は本城寺です。三条市にある有名な寺院ですが、お寺の中にある彫刻作品もすばらしい作品が保存されています。特に新潟県が誇る石川雲蝶の残した作品が有名です。事前に学校で彫刻について学び、現地で雲長の作品を鑑賞しました。ガイドは雲長会の皆さまにお願いし、丁寧に説明いただきました。雲長は木について熟知しており、木目を生かした彫刻が得意だったそうです。実際の作品を見るとその特徴を見ることができました。やはり本物に勝るものはありません。生徒たちもそれを体感していました。
二ヶ所目は丸ナオ株式会社さんです。三条市の山手にある木製品の企業で、T V等でも取り上げられる事も多く特に箸が有名です。あいにく企業さんのご都合で働いている方にお話を伺うことは出来ませんでしたが、手作業の工程や精密に作られた木製品を見ることが出来ました。木と言う素材を使用したアートとデザインの違いを体感できた1日でした。