11月5日(水)、1年生は進路行事の一環として三条市立大学、長岡公務員・情報ビジネス専門学校、長岡市役所を見学しました。
三条市立大学では、学長より大学説明や講義を受けた後、校内見学で3Dプリンターや水圧加工機などの設備を見学し、最後に学食で昼食を取りました。実学と未来志向で、工学における社会に実装するための理念やカリキュラム、ワイヤーを使って放電を利用した加工など特徴的でした。学生は地元企業で実習、学食は一般客オープンなど地域連携にも力を入れているのが印象的でした。
次の長岡公務員・情報ビジネス専門学校では、職業や当校の特色などについて説明を受け、施設見学の後、体験授業を受けました。地元長岡の市役所や企業への就職実績、資格取得も見据えるなど就職を意識した体制が整っていると感じました。また、大学併修制度やグラフィックデザイン、eスポーツの設備があるなど手広く展開している印象でした。体験授業では、ワークシートや資料を用いて生徒自身が疑似経営者になり、手持ち資金でいかに売上や利益をあげていくかというシュミレーションゲームを行いました。皆、協力しながら電卓をたたき楽しそうに体験していました。
最後の長岡市役所では、総務課の方から市職員の仕事内容、採用試験の話しを聞き、アオーレ長岡の窓口や議事室を見学しました。長岡市職員はネクタイ、スーツの着用を自由化し、家族や子育てがしやすいなど働きやすい環境が整っていると感じました。仕事内容もデスクワークや窓口対応だけではなく庁舎外の業務もあり、消防や保育など多岐に渡りあることが知れました。アオーレ長岡は、市役所だけではなく、議事堂やホール、カフェなどがある複合施設で、要所に案内人が配置されているなど市民に開かれた施設のようでした。まちの声をカタチにしていき私たちの未来をつくっていく、という市民の日常を支えるとても大切でやりがいのある仕事だと感じました
今回の見学先はあくまでも一部であり、今後の参考になればと思います。参考になるとは、直接的な興味・関心がある分野であるということではありません。1年生という今において、広く分野や業種、領域を知り、そこから関連性や違いを見出し、自分を知っていくための材料としてです。大学とは、専門学校とは、働くとは何かという問いを今回の見学会で持ち、今後の進路活動に生かしてください。
